ふたりと9人

KinKiKidsとSnowMan 好きなものを好きなだけ

本髙克樹くんに恋した話(ROCK READING『ロビン』観劇しました※ネタバレしてます)

スノマニも虎者もハイハイもぜーんぶ落選して若干拗ねておりましたが(笑)それでも心折れなかったのはこれがあったからです。てなことで先日本髙くん座長、こんぴ出演のROCK READING『ロビン』の観劇に行ってきましたー!実質これが初めての7MEN侍の現場です。しかし、なんで私好きな子との初めましてが連続してお化粧厚塗りなんだろう…ピンクの髪の本髙くんも見たかったよ…笑

まあそれは置いておいて、

 

本髙くんめちゃくちゃかっこよくて身のこなしが綺麗でもはや恋ーーーーーーー!!!!!!

 

でした!もうずっとこんな感じで本髙くん目で追ってました私(不純すぎるのは否定できない)会場のヒューリックホール自体がそこまで大きい会場ではなく、舞台から1列目がかなり近いので、10列目めちゃくちゃ近く感じます。というかまあ、東京ドームスタンド3階とかやってりゃ大抵の会場は近いと思ってる説はある笑

 

前回の幸福王子は行けなかった(会場めちゃ簡単に行けるとこだったのに!今でもちょっと悔しい!)のでロビンフッドの話よりもそもそもROCK READINGとはなんぞ?って感じでしたが、始まって確かにこれはROCK READINGだ!!!となりました。基本的には朗読劇なんですけど、そこにバンドが加わることで効果音や劇中歌が生演奏によって追加され、より臨場感が強くなった感じです。とはいえ朗読劇自体行ったことないから比べられないんですが(笑)

 

物語は「ロビン・フッドと愉快な冒険」が題材だそうで、私はロビン・フッドすら良くわかっておらず、なんかあれでしょ?弓めっちゃ上手い人でしょ?りんご射った人でしょ?(後で調べたらそれはウィリアムテルで全然違う人だったという恥)みたいな凄く適当な知識を更新せぬまま観に行ったら当たり前だけど全然思っていた話と違っていて(笑)ロビン・フッドとその相棒のリトルジョンとの出会いとそこからの2人の活躍が語られる冒険譚といったところでしょうか。

 

オープニングはキャストのおひとり、カズマスパーキンさんによるバンドの紹介から。そこからキャストのROLLYさんの紹介からのこんぴ、座長の本髙くんの登場。最初の口上と歌(昔めちゃくちゃ弓の上手なロビンフッドがいたよ、みたいな)(雑)そこからロビンフッドがなぜ森に住むことになったのか、生涯の相棒となるリトルジョンとの戦いと仲間になるまでや、貴族との抗争、義賊としての活躍などを経て、最終的には王様に引き立てられて伯爵の地位まで得るところまでをバンド演奏を挟みながら進んでいきます。会話パートも多く、ナレーション部分も本髙くんとこんぴ含めた4人のキャストで代わる代わる話されることに加えて、途中でバンドと歌が入るので飽きる隙を一切与えず、朗読劇初心者にもありがたかったです。

 

カズマスパーキンさん、ROLLYさんはさすがの巧さ。特にROLLYさんの悪役声がまあしっくりでした。余談ですが、ROLLYさんは毎週金曜日にやっているEテレの「ムジカピッコリーノ」という音楽系教育番組に出ていてよく見ているので、本髙くんとこんぴ以上に「あ!テレビの人!」みたいな気持ちになりました(笑)

本髙くんは観劇中ずーっと「あのご飯ににこにこしたりむきになったり魚を捌いたりしている本髙くんと同一人物ですか?」と信じられない気持ちでいっぱいになっていました(言い方)だってもうめちゃかっこいいんですよ!爽やかで男らしくて溌溂としたまさにヒーローみたい。途中途中の所作が上品だったので、物語での時代的な「かっこいい男性象」ではないかもしれないけれど、うまく現代的なかっこよさが融合されていて、なんかもううまく言えないけど、好き!!!好き!!!って気持ちでした(語彙力)キャストの皆さんは基本的にハイチェアーに座ってることが多いんですが、座ってるだけでもう素敵。バンド演奏中に無意識なのか片足でリズムをとっていることが多くて、文章で説明するの難しいんですけど、片足は椅子のスタンドに乗せていて、もう片足でリズムをとってるその仕草が「え?私の知ってる本髙くんじゃない!(きゅん)」を何度も繰り返しておりました。あとセリフだけじゃなくナレーション部分も聞き取りやすく、きちんと言葉の意味を咀嚼して発せられてることがよく分かるような朗読でした。

 

対するこんぴーはナレーションよりもリトルジョンとしての台詞パートが良かったです。設定上2M近い?めちゃくちゃ力のある大男でこんぴーとは真逆も真逆、近いところ全然無さそうなんだけど(笑)いざリトルジョンのパートになると力強い男性がそこにいたような気がしました。まあ、立ち上がって動きのあるシーンはやっぱりこんぴーだったけども(こんぴーだけブーツのヒールが高かった笑)あと歌の高音の綺麗さはさすがでした。リトルジョン…?という気持ちは多少なくもなかったけど、こんぴーの高音パートは個人的にとても好きなので、とてもよかったです。

 

テンポよく進んでいくロビン・フッドの活躍から一転してのラストスパート。それまでの明るいムードから一転。ここでのこんぴーのナレーションがぞっとするほど冷たく無機質で、こんぴーの起伏の少なさがここ一番の威力を発揮してました。王様に取り立てられたことで、ずっと暮らしていた森を出て王の寵愛と共に名誉を得、順風満帆と思われていたところから、その王の死と共に状況が一変。王の死をきっかけにずっと帰っていなかった森へ帰るロビン・フッド。そこですっかり偉くなっていた昔の仲間とも再会し、いつの間にか自分が変わっていたことに気付く。(この辺で涙腺が危機を訴える)伯爵の名前を捨てもう一度ロビン・フッドとして森に戻りたいと願うけれども、次世代の王はそれを許さずロビン・フッドに反発している貴族と共に森へ派兵する。

結果的にロビン・フッドは王たちを迎え撃って勝利するんだけど、そもそも森にいた頃のロビン・フッドはしなくていい戦いはしない主義。昔は機転を利かせて戦いにならないようにしていたのに、長い年月を前王と共に戦場に出ていた為に戦いを避けるっていう思考が抜け落ちてしまっていた。たくさん活躍して英雄になったはずなのにこの戦いによって仲間も失って、ずっと暮らしていた森は戦場になってしまって、それがすごく苦しくてやるせなくて、もうこんなに急に重くなるの聞いてない!(予習が足りないだけ)(そしてこの辺りでハンカチ探し出す)

戦いの後、ロビン・フッドは身体の不調が戻らず、昔世話をした人を頼って修道院へ行く2人。でも頼りたかったその人は王に盾突いたことで自分の立場も危うくなってしまうと怒っていて、治療と称してリトルジョンを追い出しロビン・フッドに傷を負わせてしまう。リトルジョンが気が付いた時にはロビン・フッドはもう虫の息。それでもロビン・フッドは最期の力を振り絞って弓が落ちたところに墓を作ってくれと言って弓を引く。それはさっきまでのロビン・フッドからは想像もつかないほど遠く遠く飛んでいった。弓を引いた後、ロビン・フッドはそのまま息を引き取る。そしてラストは最初と同じ口上と歌。(この辺りで涙腺崩壊)たぶん最初と同じだと思うんだけど、全然印象が変わる。最初はこれから楽しいことが始まるような予感を感じさせられたのに、最後はとても物悲しい。世の無常とか、盛者必衰とかなんかそういう言葉が頭をよぎりました。途中のこんぴーのリトルジョンの怒りの声が静かだけれども強烈な怒りとか憎しみとかが込められているように感じ、それが更に序盤の華々しい活躍との差を大きくさせてもうめちゃくちゃ苦しい。まさか人生で本髙くんとこんぴーに泣かされるなんて思いもよりませんでした(笑)

 

休憩なしの90分でぎゅっとまとめられていたので、ところどころ「え?何が一体どうなったの?」と思うところもなくはないんだけど、まあこういうのは基本的にある程度のあらすじが頭に入っている状態で見るものなはずなので、もし第3弾の機会があったならちゃんと予習していこうと固く誓いました(笑)

にしてもよく分からないまま観劇しましたが、たくさん歌うし演技するし、スポットライトたくさん浴びてるしで、よくよく考えたらめちゃくちゃ豪華ですよね。いやもうまじで本髙くんに恋する5秒前…。というかもっと早い日程でいけたらもう1回くらい入れたのにと思うと悔しくてなりません。もう一回ちゃんとあらすじ知った状態で入りたかったな…。元々7MEN侍での推し(自担というにはまだ照れる)(何それ)は本髙くんなんですが、舞台の上には私の知らない本髙くんがいて、更に好きの気持ちが強まりました。カーテンコール後の挨拶や捌けるときの一礼も凄く立派で「めちゃくちゃかっこいい座長じゃんか!!!!!」と最後の最後まで本髙くんは私にときめきを与え続けてくれました。このままでいいかな?どうしようかな?と少しだけ思っていた情報局の好きなアーティスト枠はやっぱり変えずにこのままでいようと思います(笑)

 

 


www.youtube.com

 

ときめいた本髙くんの座ってるとこあった!!!2:10あたり!!!