ふたりと9人

KinKiKidsとSnowMan 好きなものを好きなだけ

オタクに(そしてアイドルにも少しだけ)文句を言いたいこと

ちょっとだけ前に好きなアイドルの一部のファンがコンサートでの振る舞いについてSNSで揉めていた。ごくごく一部の話だから揉めたというと大げさかもしれないけれど、私には揉めていたように見えた。ざっくりいえば昔のペンライトを振るか今回のツアーのもの(または1つ前のもの)を振るかって話で、なんか言葉にするとめちゃくちゃ些細だな。なにこれ笑

 

まあなんやかやでもう過ぎた話だし正直どっちでもいいわって思ってるのでそれ自体はどうでもいいんだけど、私がこの流れを見かけたときにちょっと嫌だなって思ったのは、SNSや有料ブログ、掲載された雑誌での言葉がさも全オタクの共通理解だと一部のオタクだけじゃなくアイドル自身もそう思っているように見えたことなんですよね。

 

単に私がひねくれてるだけってのもあるんだけど、「SNSもブログもインタビューも見てるでしょ?分かってるでしょ?」みたいな前提が一部とはいえオタクの中にあるような気がしてなんだか凄く傲慢さを感じてしまった。ファンだからといって全てを把握しなきゃならないわけでもなくて、世の中に出てるもの全て購入する必要もない。言ってしまえば「ファンです!」と言えばそれはもうファンで、自分の推し方は他者によって、それこそ推しているアイドルにも決められるものではない。デビュー前の狭い世界ならともかく、これから沢山のファンを獲得しようとするなら、ファンの中で温度差があるのは当たり前で、それがマウントの材料になるわけでもない。もし同じ温度を欲しがるのなら国民的なんて遠い遠い夢物語だなーなんてことを思った。今回私は、見知らぬ他者の思う「オタク理想像」の押し付けをそこかしこで感じてしまってなんだかなーと思ってしまったのでした。

 

例えばCDだって買わなくても「それはファンじゃない」と他者に言われる筋合いはない。複数の形態を買う時もあれば買わないときもある。中身が微妙に違っているとはいえ同じCDであることには変わりなく、場所無いわ!と心の中で思ってたりもする。ブログだって見るときもあれば見ないときもあるし、かと思えば急な熱量で写真買いすぎて「買い過ぎた~でも幸せ~」なんて言ったりする。

 

ぐだぐだと色んなことを書き散らしたけど、

推しは好きなように推させてくれ!

ってことだけは言いたい。推しているアイドルの子たちは大好きだけど世に出ている全てのものを摂取しないオタクだって全然いる。それでも好きなアイドルたちは私の自担だし、私は好きなアイドルのファンだしオタクだと思っている。きっとこんなん今まで死ぬほど言われてるんだろうなと思うけど、何度でも言いたい。なんでかファンを公言していると、網羅していない自分に焦ったりしませんか?私はこんだけあーだこーだと言ってる癖してたまに焦ります(笑)そんなときの自分への戒めでもあります。

 

正直自分のことを盛大に棚上げして「オタクめんどくさ~~~!!」って思う時もあるんだけど、今日も明日も明後日も自担も推しも素敵で輝いているので、そんなことで好きな気持ちが下がったりしたら嫌だなあなんて思ったのでした。まとまりないけどおしまい。