ふたりと9人

KinKiKidsとSnowMan 好きなものを好きなだけ

Endless SHOCKを鑑賞しました

てなことで、先日Endless SHOCKを映画館に見に行きました。

去年は3月に観劇する予定だったのですが、残念ながら中止となってしまったので私にとってはかなり久しぶり(10年くらい)なSHOCKでした。

なんで!!!なんで2週間限定上映なんだ~~~~!!!!!!!!!

このご時世、なかなか見られない方もいるじゃないですか。でもあれ全国民スクリーンで鑑賞して堂本光一の美しさを堪能したほうがいい。もちろん色んな権利や契約を乗り越えてDVDになってもらったらとっても嬉しい。でもあれは大きなスクリーンで見るとほんっとーに凄いと思うので、もし出来ることならばまた映画館で見られる機会がもっと多く広まればいいのにと思います。

 

オーケストラから始まってオープニング、座長挨拶、オーナー挨拶と見て「これは劇場版ではなく舞台なんだ」と改めて理解。これはたぶん滝沢歌舞伎が「舞台でも映画でもない」世界を作っていて無意識的にそれがあったからだと思う。Endless SHOCKはあくまでも「舞台」で、1つの舞台においてそれぞれのシーンでのベストポジションに移動させてもらっている感じです。

1幕は主にステージパートなのでストーリーというよりはSHOCKらしい華やかなステージパフォーマンス。見ていて「そうそう、SHOCKってこんな感じ~」と懐かしみながら見ていましたが、1幕終わりから始まる対立からのJapanesqueと階段落ち(去年のインスタライブのせいで階段落ちの終わりで光一くんの「はい、一旦終わり~」が頭をよぎったのは内緒です笑)からの2幕スタート。

 

タツヤの段々と狂気を帯びていく感じが物凄くて、笑い声にぞっとしました。舞台だと引きの目線だし、やっぱりどうしてもコウイチを目で追ってしまうので、生での観劇ではタツヤの細かい表情なんてきっと見られていなかっただろうな~。Eternalの配信を見ていた時にタツヤのコウイチへの昔からの慕う気持ちとどうしても超えられないが故に抱いてしまう憎悪みたいなものを感じたんだけど、SHOCK本編でEternal以上にそれを強く感じてしまって、気付いたらタツヤに感情移入してしまい、彼の感情が爆発するたびに私まで苦しい気持ちになりました。そこから上田くん凄いわあ…!!!とか思いながら見ていたシェイクスピアシアターなんですけど!なんですけど~!!!!!

堂本光一がゾクゾクする程美しかった…!!!!!!!

これは映画での編集のおかげ、ひいては光一くん様様なんですけど、コウイチがスッと冷たい目線で斜め後ろ下あたりへ流し目?するシーンがあるんですね。そのコウイチの鋭利さが凄くて!本当ね、自分でもばかっぽい言葉選びなんだけど(笑)凄いとしか言えない程語彙力消失します。少なくとも私史上最高級に美しい堂本光一がスクリーンに映されてしました。このワンシーンだけでも映画代払う価値大ありだと思うし、こんなご時世なので私の身近にいる光一担(といってもKinKi担)に全力で勧めることが出来ないもどかしさと戦っています。なので本当に円盤にしてほしい…。このシーンだけでも一緒に鑑賞したい。光一くん美しい顔しているって知ってるはずなのに、知ってる人ほどたぶん度肝を抜くと思っているし、なぜパンフレットにそこを載せんのだ…!とちょっと憤りたい(笑)光一くんの美しさもさることながら、シェイクスピア特有の世界観が強いこのシーンが私は今回の映画にて一番インパクトが強かったです。タツヤの感情の揺れやリカを始めとしたカンパニーの演技のメリハリが振り返ってみてとてもよかったと思う。

元々SHOCKにおけるコウイチというのは誰にも分ってもらえない孤高の天才みたいなところがあるように思っていて、リカという無条件で信じてくれる存在はいるけれども同じ目線、スタンスで理解しあえる人は存在しない。カンパニーの仲間は大事ではあるけれどもそれはあくまで共に舞台を作り上げていく人だから大事。コウイチがそういう意識を持つ人だから劇中の悲劇(ライバル役の乱心)が起こってしまうと思っていました。ただ今回、微妙な表情や動きをじっくりと見ることが出来て、コウイチってもしかしたら私が思っているよりもずっとずっとカンパニーの仲間が人間として大切なのでは?と感じるところがあって(たぶんバックステージのあたりだと思う)殺陣のところで予備の刀が本物だと気づいたコウイチはもしかしたら舞台抜きでも大事だと思っていた人に裏切られた気持ちになってしまったのかなと、だから復讐の様な気持ちで自ら本物の方を選んだんじゃないかなと思うと悲劇はもう一つあったのかもしれない、なんてことを考えました。

とまあ、そんなことを考えながら映画のパンフレットを開いてみたら、そのあたりの答え合わせがばっちり書いてありました(笑)ネタバレになってしまうともったいないので、答えがあっていたのか間違っていたのかは伏せますが、一応ちょっとした設定的なものが書いてあるので、色々考えたい人はパンフレットは見た後に読んだ方がいいです。

 

以前のEternalの配信を見た後、私はかなり気持ち悪い私見を述べておりまして(読み返したらめちゃくちゃ恥ずかしいぞ、これ笑)

blue-smoking.hatenablog.com

 配信を見てライバル役に感じたことを今回の映画で答え合わせをすることが出来た気がします。やっぱり上田くんがこのタツヤを演じたのはとっても良かったなって思います。以前の記事でも触れましたが、未来のライバル役の願望がありまして、

ヒカル(岩本くん)/シュンスケ(風間くん)/シンタロウ(森本くん)/ヒロミツ(北山くん)/ユウ(横山くん) なんですけど、今回のタツヤの乱心を見るとまじでやってほしい…!!!!どろどろとした昏いものを抱えた風間くんとかたぶんぴったり!ジャニーズにおけるベストオブ狂気!(言い方)ひーくんの激重とか慎太郎が苦悩に満ちた顔、北山くんと横山くんの綺麗な顔がつらい表情になるとかたぶん最高だと思いますので何卒…!!!何卒…!いつか…!

Endless SHOCKっていうのは結局のところ青春群像劇で、それでいうと光一くんがコウイチを演じるのはかなり難しい部分もあると思う。舞台であれば気にならなくてもどうしても映像だと寄りが入ってしまうし、なにより光一くんの技術が熟成しすぎてるんだよね。そういう意味ではちょっと違和感を抱く瞬間がなかったとは言い切れないんだけど、やっぱりそれを補って余りあるほど光一くんは素敵だったし、コウイチの人間離れした凄みを演じられてるのかなとも思うっていうのは一個人の感想です。

 

配信でも思いましたけど、映像でよかったなって思うのはちゃんと共演しているジャニーズの面々もちゃんと見られることだな~と思います。とはいえあんまり細かいことは覚えていないんだけど、一つだけ言いたい。

松井湊くんマジ天使!!!

 

j-island.net

いちおうこっそりとプロフィール貼っておきます。(まあ、私も大して見てないけど笑)

 

なんのこっちゃ?と思うかもしんないけど、もうこれは見たら絶対分かるから!!!もちろんリカちゃんは絶対的ヒロインな可愛さと可憐さのかたまりなんだけど、やっぱりコウイチに対して引導を渡すという重要な役だし、なによりちょいちょい重いじゃないですか(笑)コウイチにずっと付いていくだなんて、リカちゃんそれでいいの!?私がオーナーだったらたとえコウイチでもちょっと頭冷やせってたぶん言うよ(笑)

そんな中でのミナトよ。お兄ちゃん3人(コシマツテラ)はやっぱり緩急をストーリーに与えたり、悲劇のキーパーソンになったりとあるけれど、ミナトは言ってしまえばそこまででもなく、それでいて台詞が癒しなんですよ。1幕のオフの日のお出掛シーンでの衣装(ドットのシャツと黄色のカーディガン)が最高すぎてそこの写真欲しいとまで思っている(たぶんないだろうけど笑)

 

そんなこんなで大変に楽しめました。

まじで円盤化してくれ~!!!!!

お金なら出すから~~~!!!!!(切実なる望み)