木村兄さんはどこまでも木村兄さん(ドラえもんのび太の新恐竜を見に行きました)

夏休みの思い出、もはやサムパラしかなかったんじゃ？ってくらいに何もしなかった夏休みでしたが、夏休み中に現在上映中のドラえもんのび太の新恐竜を見に行ってきました。

木村兄さん、と今回初めて呼びましたが(笑)今年のゲスト声優の1人は木村拓哉さん。CMでもご本人のインスタでもお知らせされ認知していたにも関わらず、見る段階ではすっかり忘れてしまってて(笑)最初の登場シーンでやたら声に張りがある人だなぁと思い、2度目の登場で「あ！これはキムタクだ！」とやっと思い出したのでした(ザル頭)

公式にもありますが今回の役どころ、サルです。正確にはサルの姿をした怪しい男役、ってどんなんよ？って感じだけどちゃんと答え合わせしてくれますのでご安心ください(笑)ので、初登場はサルなんだけど、上記の通り最初の登場シーンではキムタクってことが分からず、やたらええ声したサル…ってな感じでした(言い方)

ストーリーとしてはのび太くんがたまたま見つけた恐竜の卵(らしきもの)をタイムふろしきで蘇らせて孵化した恐竜を育て、その時代にまた送り届けるという冒険譚。知ってる人は知っている、かもしれない、ここは劇場版1作目ののび太の恐竜をオマージュしています。(ちなみに声が変わったときの1作目ものび太の恐竜2006でした)イントロダクションは似ていますが、メインキャラの恐竜やその後の展開は完全なオリジナルストーリーです。今回何が凄いかと言えば恐竜の迫力の強さ。最初の現代パートも恐竜展にみんなで行くところからなので、まあ恐竜だらけ。ドラえもんたちは平面なのに恐竜だけやたら立体的で、これは同じ世界線なのか…？？って感じです(笑)見ていて小学館の子ども向けの図鑑みたいでした(伝わる？)

話はねー、なんというか見終えたあとの「はて？」が若干残る。ここ最近、親世代にも刺さるようにしたのか、脚本に作家さんを起用したことによるものなのか、ストーリーがより情緒的というかよりいい話に重きを置いている感じがあり、つい（でもないけど）大人が感動してしまうポイントが増えていて、今回もそんな感じでした。その点に関してはあざといと取るか話が深くなったかと取るか分かれるとこかもしれない。(私はシンプルにそういうところに泣く派なので好きですが)私が気になった点は、1つだけ今までの話からするとめちゃくちゃな矛盾を今回していて、もちろんそこには理由があって無事に着地はしてるんだけど、それでいいの？強引じゃない？っていう気持ちが若干残った。今までのあれやこれやはなんだったの！？！？と、小さい頃から見ている立場としてはちょっとだけ首を捻りました。

自粛期間、気付けば我が家は空前のドラえもんブームが到来し(現在も続いている)、アマゾンプライムで新旧ほぼすべての劇場版ドラえもんが配信されているため、自分が見なくなった後の劇場版ドラえもんもコンプリートしました。いわゆる「のぶ代ドラ」から「わさびドラ」になった当時は絵のタッチも主題歌も変わってしまったことも重なって、こんなのドラえもんじゃなーい！！！と言っていたものですが、見てしまえばそんなもの全然どうでもよかった(笑)大人が久しぶりに見ると本当に楽しいしうっかり泣かされたり友情にじーんときたりするので、子どもの映画と思わずに改めて劇場版楽しいよ～。個人的おすすめは【のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)】話も楽しいし、ドラえもんとのび太くんの友情にほのぼのするし、テーマソングがPerfumeでとても可愛いしで今までぶっちぎりで上位にいた作品たちを追い上げていく勢いです。大人向けにまた「stand by meドラえもん2」も近日放映になるそうで、上映前の予告編だけでもちょっと泣きそうでした。おばあちゃん出すのは反則だよ～～！！！笑

今年はドラえもん50周年だそうで、色んなグッズや書籍が販売されていてかなり心動いています。元々ご当地ドラを買い集めていたくらいには好きなキャラクター四天王の内の1人(人？)なのであちこちで見かけるたびに心躍ります。一昨年藤子F不二雄ミュージアム行った時も、去年千歳空港(ドラえもんエリアがある)行ったときも楽しすぎて色々買ってしまいました。今やいろんなものがネットで買えてしまうばっかりに、物欲との戦いがつらい。コンサートグッズもさあ、並んでるときは「これとこれとこれ！それ以外は買わない！」って思っているのに、なんで注文するときには「これとこれとこれとあれとそれとあれ…」みたいに増えちゃうんだろう。うちわなんて綺麗に飾れないから私には向いてないって分かってるのになんでサマパラミニうちわポチっちゃったんだろう(最近か)

まあ寄り道したけど今年のドラえもん面白かったです(急)キャラデザ可愛かったし、思ってもないところからの特別ゲストも出てきます。キムタクはやっぱりキムタクで、しゃべってる声だけでかっこいいってずるい、なんてことをハウルの時も思ったな。そういえば、映画館で劇場版見るのなんて20年ぶりくらいだったけど、いつから最後の最後に「2021年公開決定～！！！」ってコナンみたいなお知らせ始めてたの！？笑

というか私が知らないだけで子ども向けのシリーズ映画はみんなこんな仕様なんでしょうか？ご存じの方教えてください…(笑)